革ステアリングの擦れ　リペア

神戸市で車の内装補修を行なうi-works代表かたぎの施工ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。

先日、電話で問い合わせいただきました。ステアリングがパリッと綺麗になったら気持ち良くドライブできますよね。

１番目につく部位なので、綺麗にしておくと座った時の印象がだいぶ変わりますよ。

BMWでもスポーツラインなので、各パーツの雰囲気もスポーティ。

こだわる人が乗る車らしく、綺麗に仕上げたいと思います。

その前に施工前の状態を確認。

手垢がついているだけならクリーニングでスッキリするのですが、クリーニングしてもさっぱりしない、ということは塗膜が剥がれております。リペアが必要になります。

まずクリーニングでこんな感じに。

よく艶出し剤を内装に塗られる方がおられますが、あれはあまりお勧めしません。艶のない状態がオリジナルなんですが、艶を出すと見た目は綺麗に見えますが、日光や街灯を反射したりしてフロントの内窓が真っ白になり、実は危ないんです。

それに、ダッシュやドア内張りの上部窓際などに艶出し剤塗布しますと、日光に当たって高温になるため素材の変質を招くことが多いです。

革シートへの栄養補給のための保護剤は悪くはないんですがね。

…さて、下地処理から仕上げまでの行程を手抜きすることなく行なった結果このような仕上がりになりました。

しっとりとした艶を出しつつ、でもギラギラしないつや消しの状態。

しかも施工前にはベタついていた表面でしたがサラサラな仕上がりに。

もちろんリペアですので「キズがつかない」「スレが再発しない」というわけではありません。使用環境によっては再び塗膜が剥がれてくることはあります。

しかし、強く擦ったり硬いものをぶつけたりしない限りはすぐに剥がれる心配はございません。昨今のコロナ禍においてはアルコール除菌シートなど使用されることがあるかも知れませんが、それはご遠慮ください。リペア箇所には水拭きで優しくメンテナンスしていただければ幸いです。が、通常の使用においてはトラブルが起きることはありません。




ステアリングのリペア　は　i-works まで！





真心込めて、できる限りのことをさせていただきます。