神戸市で車の内装リペアを行っているi-works代表かたぎの施工ブログをご覧いただき、いつもありがとうございますm(__)m
今日は先月末から取りかかっていた革シートのリペアのご紹介です。
ロールスロイスです。かなり昔のクルマです。年式は1960年代だとか。僕よりも年上です(!)
でも古いクルマは機関系は頑丈にできてるようで、トラブルはほぼなし、とのこと。手入れすれば昔のクルマはよく走ってくれます。
しかし、内装はさすがに半世紀過ぎているのでかな~り革シートは乾燥して色も抜けております。
これはかなり大仕事になりそうです。
運転席には貫通穴発見。革が乾燥しているので、局所的に突くとあっさりと開いてしまうようです。
運転席ドア内張りもよく触れる部分のため、劣化が進行しています。肘掛けの上面はひび割れ、サイドには凹み。
さあ、気合い入れてキレイに仕上げましょう!
細かく入ったシワは埋め、深いシワはなだらかに。長年の間に入った革のクセは修正しきれないので程々にします。そして全体に色抜けしていたので色を入れるだけでもだいぶん印象がよくなりました。
運転席の穴は埋めてわからなくなりました。
運転席ドア内張りもご覧の通りスッキリしました。
月末から結構大がかりな作業でしたが、無事仕上がりました。地味にキツかったのが座面に張り巡らされたパイプライン。しかもアクセントに黒い塗装があるので、茶色をまず塗って黒い部分にはマスキング。終わったらマスキングを外して今度は黒い部分のみ塗装。地道に大変でしたが喜んでもらえると報われるってもんです。
「これでまた売れる車になったわ」
喜んでいただきなによりです。
★インテリアリペアとは…
「布・モケットシート」に出来てしまったたばこの焦げ穴を、専用の充填剤を用いて補修し分かりにくくします。「破れ」も可能な限り目立たなく仕上げます。
「革シート」の経年劣化に伴う擦れ・割れ・破れなどを専用の補修材と塗装の技術によって「なかったことに!」できます。
「ステアリング」の擦れを専用の補修材と塗装技術によって補修して、「新品のように」復元致します。
「シフトノブ」の損傷・塗装剥がれなどを塗装技術によって補修して、「元通りに」復元します。
「内張り」につけてしまったキズ・破れを専用の充填材と塗装技術によって「元通りに」修復できます。
「ダッシュボード」のパーツを取り外す際に出来た傷、剥がれや経年劣化によって生じたひび割れなどを、専用の充填材と塗装の技術によって分かりにくくします。
交換ではないので取り寄せのための納期がなく、その場で速く・安く直すことができ、廃棄物も出ません。一般的な補修の場合は新品交換の1/3〜1/5の費用で施工できます。
最終の塗装に溶剤を使用しないので、施工する人はもちろんお客様も安心して施工後すぐにお乗りいただけます。