いつも神戸市で車の内装リペアを行っているi-worksのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
日に日に暑さがなくなって秋が深まってきましたね~ 日中の暑さを感じなくなってきて、施工するにはちょうどよい気候です。
さて、市内の中古車販売店からのご依頼で、ステアリングのリペアです。
普通に乗っていてもステアリングとシートの傷みだけは絶対に免れられないですねえ。とくに革巻きのステアリングや革シートのスレはよく依頼があります。それも同じ車種で同じ箇所が傷んでいて、なんども同じ施工をするわけですが、でも微妙に傷み具合が違ったりしてそこに合わせて仕上げるのは実は難しかったりするわけです。
さて、今日の患者さんはどんな具合なんでしょうか…
当時トヨタには5ナンバーサイズのイプサムがバカ売れしている時代で、トヨペットが「ウチにも同じようなのを作ってくれや」とか言って似たようなこの車を出したとか… しかしWISHやプリウスなど時経つうちに別のクルマが売れ始めてすっかり埋没してしまい、絶版、、、なんと哀れなヤツ(笑) しかも名前が某テロ国家みたいな名前ともなればイメージ悪すぎです。 ホントはそんなつもりじゃなかったんでしようけどねえ。
ステアリング上部と下部、継ぎ目の部分の塗装が剥がれています。でも下地はさほど損なわれてないようなので、塗料だけで修整します。
クリーニングをしっかりしないと後の行程でトラブルが出る可能性もあるので、キチンと裏まで掃除してキレイにします。シボの中も全て。クリーニングで仕上がりが左右されるといっても過言ではありません。
今日はなぜかスプレーガンの調子も良く、サクサクと作業が進みます(^o^)
さて、二時間ほどで完成です。全く違和感なく仕上がりました。いかがでしょう…
シボはオリジナルのものと全く同じにはなりませんが、じっくり見ても、触っても補修したとは恐らくわからないと思います。
「バッチリです!いつもありがとうございます!」
来店していたお客様にも見せておられました。「これ、ボロボロやってんけど、わかる?」「え、そうなん?どこがボロボロなん?きれいやん、直したようには見えんよ」
リペア職人冥利に尽きるお言葉です!
今日もお役に立てて良かったです(^-^ゞ
ついでに残った塗料でシフトノブもキレイに塗っておきました。気付いてないかもしれませんが(笑)
★インテリアリペアとは…
「布・モケットシート」に出来てしまったたばこの焦げ穴を、専用の充填剤を用いて補修し分かりにくくします。「破れ」も可能な限り目立たなく仕上げます。
「革シート」の経年劣化に伴う擦れ・割れ・破れなどを専用の補修材と塗装の技術によって「なかったことに!」できます。
「ステアリング」の擦れを専用の補修材と塗装技術によって補修して、「新品のように」復元致します。
「シフトノブ」の損傷・塗装剥がれなどを塗装技術によって補修して、「元通りに」復元します。
「内張り」につけてしまったキズ・破れを専用の充填材と塗装技術によって「元通りに」修復できます。
「ダッシュボード」のパーツを取り外す際に出来た傷、剥がれや経年劣化によって生じたひび割れなどを、専用の充填材と塗装の技術によって分かりにくくします。
交換ではないので取り寄せのための納期がなく、その場で速く・安く直すことができ、廃棄物も出ません。一般的な補修の場合は新品交換の1/3〜1/5の費用で施工できます。
最終の塗装に溶剤を使用しないので、施工する人はもちろんお客様も安心して施工後すぐにお乗りいただけます。